5時10分起床時差ボケも重なり4時間睡眠
パッキングの再確認を行い、山の神に電話。「無駄遣いスンナ。」と・・・
7時に1階のダイニングで全員そろっての朝食となりました。
今回参加するのは、
セイさん夫妻(北海道から参加、セイさんは今回でユーコン4回目らしい。
奥さんは2回目、川下りは初との事。夫婦とも山登りが趣味らしい。)
ユーさん(愛知県から参加ユーコンは初、でも国内でカヤックやラフティングを行ってるらしい。)
マサさん(神奈川県から参加。ユーコンは2度目との事。一週間前から先乗りして、バンクーバー等観光スポットを巡って来てるらしい。)
エリさん(東京から参加。昨年もテズリンを下ったらしい。)
トーチャンを含めて6名の参加者(内三人はリピーター。)
それに、今回の日本人ガイド、カヌーピープルのカツさんとカナダ人ガイドのカート。
総勢8名でツアーを組むこととなるそうです。
朝食はこんな感じ。量が多い。(卵の焼き方からパンの種類までどれだけあるの。)
朝食後、カヌーピプルにより、カヌー等の装備品を用意して、テズリン川の出発点ジョンソンズクロッシングへ。
2時間の道中、行けども行けども両側はこんな感じ、
黄色が2時間の車移動。水色がこれから一週間で下るテズリン
到着後昼食(その場で作ったサンドイッチ)を摂り、カヌーにこれから一週間分の食料や機材、各自の持ち物を詰めいざ出発。
途中、魚釣りをしたり、白頭ワシの観察をしたり。
17時、キャンプ到着
キャンプ地に着くとそれぞれが自分のカヌーから機材等一式をおろすのですが、このキャンプ地は岸辺が土のため、ぬかるみになり陸揚げに一苦労。でも、皆さん協力し合って手際よく陸揚げできました。
荷揚げ中カートのカヌーの中に、それとおぼしきケースが、
「あれってライフル、あんな無造作に置いとくなんて、日本じゃ考えられない。」
「頼めば撃たせてくれるかな。」
「以前アラスカ旅行した時、同行者がライフルを買いそうになった。」等々、話が膨らむ膨らむ。
人生初めてのキャンプ。カツさんからテント一式渡されたものの、張り方が全く解らず、見かねたセイさんの奥さん、メグミさんが教えてくれる。(なんと合理的にできているのかと感心してしまう。)雨が心配されることからターフも設置。
トイレの利用方法もユーコン独特の作法があるみたいで、キャンプから少々離れた場所に穴を掘り、用をたした方は次の人のために土を掛けること。紙は紙パックに入れて最後に焼却するとのことです。
我々がテントを設営している間、カツさんとカートは手際よく夕食の準備を。
本日の夕食は焚火焼きステーキ。日本と違って赤身のステーキ。刺しの脂のジョブジョブ感がなく、旨い。ビールは“チルクート”と“ユーコンゴールド”(スーパードライが恋しい。)
夕食
近くのパイクポイントへ出撃するも釣れず。
キャンプに帰って、昼間にカートが釣ったグレーリングを1時間ほどかけて塩焼きにして食す。噂では身が少々水っぽいと聞いていたが、串刺しにして遠火でじっくり焼き上げたからか、大変美味しかった。
メグミさんが「焼き魚にはこれでしょう。」と持参の日本酒を。旨い。
更には、エリさんが噂に聞く“ユーコンジャック”を。
味見をさせていただきましたが、ウイスキーにしては甘い。
カダディアンウイスキーに蜂蜜を加えて作ってるらしいが、マジに、幼いころに飲んでいた“水薬”みたいです。
酒も入り、山登り、カヤック等趣味の話やカツさんが持参したユーコンに関する資料を見ながら盛り上がる。
22時30分就寝
夜中に雨が降ったらしいが、全然気づかないほど爆睡。